騎馬民族だからね!?
ダルハンのホテルを出て、ここから230キロの目的地ウランバートルへ向かいます。
しかし、見渡すかぎり草原てのも、なかなか日本ではお目にかからない、北海道とも違う雰囲気で、当たり前ですが、異国の匂いがする。この辺の空気感はやはり、バイクならでは。
さて、モンゴルの首都ウランバートルに着くまでは動画にあるような景色で順調に走るが、いざウランバートルの街中に入ると、渋滞でなかなか進まない。
バイクでさえ難儀する渋滞、まあそもそも、バイクのリアにパニケアケースがあるので、無理にすり抜けは避けたいので、無理はしなかった。
しかし、この渋滞、少しでも前車との間隔を開けていると、問答無用で側道から入って来る車が、頭を突っ込んでくる。あまりにも、酷いので、ゼスチャーで、「入って来るな!!」と枝道から入ってくる車を制止しないと、私が前に進めないくらい。多分、優先車と言う概念が無いのだろう?。まあ、そもそも、海外に日本の常識を持ち出すのが間違っているのだろうけどね。
で、後日この事を、モンゴル在中の日本人に話したら、ここモンゴルの人たちは、「元騎馬民族だから、その感覚で車も運転してるから、車間の間に頭突っ込んでくるんだよ」との事。まあその説がどこまでリアルかはわかりませんが、所変わればですね。
しかし、相変わらず圧倒的に日本車が多い。特にプリウスが目に付く。これにも訳があるらしく、モンゴルの冬は寒く、車のエンジン始動のトラブルが多いが、ハイブリッドプのリウスはそれが少ないらしい、しかも政府の補助?もあるらしい。
モンゴルの街中の車も多く、建設もラッシュのような印象をうけました。渋滞を抜けるのに1時間以上かかり、予定時間をかなり過ぎて、ようやくゲストハウス、オアシスに着きました。ゲストハウスは居心地もよく、何といっても、ゲストハウスに併設?している、日本人の味戸さんが経営している、車の修理工場がある事です。
言葉も通じない、ここモンゴルに、バイクを日本語で整備できる場所があるのはまさしくオアシス。ただ味戸さんの経営しているのはFORTECと言う店名。(2021年現在、味戸さんの工場はゲストハウスオアシスから離れ、別の場所へ、ゲストハウスと工場を経経営してらっしやいます。)
とても居心地の良いゲストハウス、季節は6月このテラスで呑むビールは最高です。
そして、世界のドライバーも集まる。
味戸さんは元パリダカールのメカニック、豊富な経験と、丁寧なメンテナンスは定評があり、モンゴルを走るライダーにとっては正にオアシス!!